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2019年3月

ありがとう、ドナルド・キーンさん

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最近ようやくあたたくなってきて、インフルエンザの猛威により全く身動きのとれなかった如月が過ぎる。ふ~、っと一息。花見シーズンももうすぐである。

所でドナルドと名のつく外国人といえば別の方の名前しか昨今はニュースにならないが、わたしにとってドナルドといえばやはりドナルド・キーン氏である。偉大なあの方がなくなられたとは。

リンク: ドナルド・キーンさん死去 96歳、日本文学海外に紹介:一面:中日新聞(CHUNICHI Web).

大学生の頃、あれはどんなタイトルだったか忘れましたが、ドナルド・キーン氏のかかれた日本文学に関する本がテキストだった。

英文で書かれた日本文学に関するテキストの解釈を、東大の先生が講義してくれました。その講義を理解するには英語と日本文学と両方の知識が必要だったので、私にとっては大変勉強になったし興味深かったと記憶しています。

国文学なんていう、最先端でも何でもない、金を稼ぐには最も不適切な学部にきてしまったなァと入学してから気づいたのであるが、時すでに遅し。

大学は暇を買いに来たのだと割り切るしかない、などとひねくれた考えで大学生活を送っていた私でありましたが、なかにはこうして好きな科目であったり、新しい知見を見出させてくれるような教授もいた。

いくら本が好きとはいえ、自分で本屋さんに行って、ぶらぶらとドナルド・キーン氏が書いた英文の日本文学に関する本を手にとります?絶対にとらない。だから大学って、単なる時間と金の無駄遣い・・・ではないと思います。

私が好きな日本文学の作家さんは、ドナルド・キーン氏と交流があって、それで作品を手にとったり、などいう事もあったと思う。だからドナルド・キーン氏の日本文学紹介は私のブック・ガイドみたいになっていた。安部公房を大学の卒論のタイトルに選んだのも何かそういった所がインスピレーションになったと感じている。・・・ただ、今にして振り返ると、俗な考えではあるが、ハルキ・ムラカミ氏を取り上げておいた方が、外国人の方との交流の際や、現在のブログインスピレーション&パフォーマンスをもう少々向上させる為には、役に立ったかも・・・などと思わないでもない。

いやいや、そういうやらしいことはあまり考えない方がよろしいのだ、きっと。

純粋な文学少女、永遠の処女のような気持ちで、ブログや読書はこれからも楽しんでいこうと思っている。

まさに日本文化や日本文学を心から愛してくださったドナルド・キーン氏のように。

ありがとう、ドナルド・キーンさん。

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