立川希代子先生、ありがとう

 
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今朝の新聞の記事で、大学時代の恩師が亡くなった事を知った。

恩師のご主人は著名なマンダラや仏教の研究者で、

奥様の事を文章で書かれていた。

ご主人に見守られて、安らかに天国へ旅ただたれた様子が、淡々と描かれていた。

大切な人を失った大きな悲しみと喪失感を言外に感じた。

私にご主人の事を教えて下さったのも、恩師だった。

大学時代にマンダラが大好きだったので、頂いた本を興味深く読んだ。

先生自身はドイツ文学の研究者だった。

私も今でこそ英語に関わったお仕事をしていたりするが、

大学時代は日本文学やドイツ文学、

世界の文学や文化全般に興味や関心があった。

色々と興味の対象が広がりすぎて、

なかなか自分の将来の方向がわからずに、迷っている時期があった。

他人からしたら、大学を卒業してもダラダラと怠けて、就職も結婚もしない、

ダメで軽薄な、モラトリアムな若者にしか見えなかったかもしれない。

でも、ありがたい事に、理解してくれる大人たちもいた。

グダグダと悩みすぎて、生気を失っていた私に、

先生がピンクの百合の花束をくれた時があった。

切り花の百合は、結構長く咲いて、私を励ましてくれた。

「置かれた場所で、アナタらしく咲けばいい」

花束はおそらく、先生からのそんなメッセージだった。

先生とワインバーに一緒に飲みに行った事もある。

ふたりで瓶をすっかり空けてしまって、

へろへろになってしまった。とても楽しかった。

どことなくオタクっぽい、

でもとても優しくてインテリジェンスのある先生が、

大好きだった。もう一人の母のような。

最近は私も忙しさに取り紛れて、連絡を取っていなかった。

ある時、ラジオをつけたら近江八幡でインタビューのコーナーで、

先生の声が飛び込んできて、驚いた。

でも大学をおやめになって、ようやく人生をゆったりと楽しんでいる様子が、

伝わってきた。

ご冥福をお祈りします。

先生に心を癒されて、救われた多くの生徒のひとりとして。

思い出はずっと心に・・・

 

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